fc2ブログ
西尾維新対談集『本題』すごい
少し前にTwitterでこの本の存在を知った。

nsio_141025.jpg

確か西尾維新先生は約9万字の文章を4日半、…1日平均2万字以上書くという記事を見たのがきっかけ。
「書くの滅茶苦茶早いというのは知ってたんですけどここまでとは…」
「そういや、小説1冊2日そこそこで書き切ったみたいな話もあったな」
とか思ったりして興味がわいたので調べたらどうやらこの『本題』なる対談集がソースらしいことがわかったので買っちゃおうってことに。
んで、誰と対談しているのかと思いきやここでまたさらにびっくり。
5人中2人は漫画家で、『鋼の錬金術師』の荒川弘先生と『3月のライオン』の羽海野チカ先生
2人とも漫画界の超1戦で活躍してる方じゃないですか。

当然、西尾先生も超1戦。その方々が語りあっておもしろくないわいわけがない!
実際に読んでためになることばかり。

色々思ったことはあるんですけど特に気になった個所がそれぞれでありまして…

荒川弘先生との対談では、荒川先生が『鋼の錬金術師』を描くにあたって『キャラのセリフにあいさつと感謝のことばをなるべく入れるよう心がけた』というくだり。ストーリーを情報量を極力削らなければならない漫画のなかで、ともすればそぎ落とされてしまう要素なのにもかかわらず、それをちゃんと入れる。でも、だからこそキャラクターたちがちゃんと生きていることが伝わってくるんだという西尾先生のことばがとても印象的だった。


そして羽海野チカ先生との対談。よくTwitter上で「どうやったらうまく描けるようになりますか?」的な質問をよくうけるという羽海野先生。でも大体そういう質問で求めてる答えは「てっとり早く簡単にうまくなる方法」であって、本当はそんなものはなくて、それだけ色んな他の選択肢を捨てながら人よりも多くの時間をこつこつと練習にあてなきゃならないということを語ってた。どうやらある分野で1流の人間になるためにはそのために1万時間以上費やさなくてはならない法則があるらしい。んで、1万時間そのために費やした人はまたその先の1万時間もその分野のために生きなければいけない。だから第一線で活躍できることイコール幸せであるとは限らないんだことも言ってた。
オブラート抜きの正真正銘本音トークですね。


確かにそうなのかもしれない。なんか考えさせられちゃう。
でも自分も絵を描いて漫画を描いて生きていくんだと決めてしまった以上、他の生き方じゃ幸せになれない、これだけは多分確定なので幸せになれるかわからないとしてもこのまま2万でも3万でもこのまま進んでいくしかないのかなと。
そんなことを思う1冊でした。

20141025.jpg

関連記事
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック